小山翔風の墨象衣『トメハネハライ』

https://tomehaneharai.myshopify.com/

生きる力を着る、小山翔風の「トメハネハライ」

すべての人たちへ、
「生きよう」と 言葉を超えて呼びかける墨象画を描き続けてきた書家・小山翔風。
その想いを、より多くの人へ伝えるために挑んだのが、
紙の上、額の中から飛び出して表現を広げる「墨象衣」という世界です。

布に向かい、特殊な墨を用い、“生きる力”を一瞬の時に封じ込める。
その服を身にまとうと、一度止められた筆と時が 着る人の動きと共に再びいきいきと躍動し、
暮らしの中で表情豊かに変化する墨象画を描いていきます。

黒と白。ただそれだけの色彩だから力強く伝わる「生」へのメッセージ。
日本が育んできた「書」というアートに、「着て描く」という新たな歓びを提案します。

■墨象衣「トメハネハライ」について

「トメハネハライ」は、
書家・小山翔風とファッションデザイナー・岡部泰子がコラボして生まれた服です。
岡部がデザインし型紙からオリジナルで作った白い服に、小山翔風が直接ペインティングしています。

描くのは「墨象」。

「墨象」とは、戦後に誕生した書の表現方法の一つで、
「書道」=「言葉」という概念に収まらない感情や想いを表す方法として生み出されました。

墨だからこその表情、
書家だからこその線質、
小山翔風という書家が込めるエネルギー。

この服を着る人が、自分らしく在り自分の価値観を持ち自らに由って生きる。
そのお手伝いが出来たらいい。「トメハネハライ」はそうして生まれました。

「トメ」大地を踏みしめる。
「ハネ」高みを目指して跳ぶ。
「ハライ」そこに生まれた良い流れに身をまかせる。

書道の基本技法に、人の生きる姿が表れているという想いを込めています。


■小山翔風について

書家・墨象作家・グラフィックデザイナー・アートディレクター

1975年生まれ。グラフィックデザイナーとして活動する傍ら、
2007年よりデザイン墨道家・平松聖悟氏に師事しデザイン書道を学ぶ。
2014年より書家・松田朴伝氏に師事。古典書道をはじめ創作作品や
墨象画まで幅広く書の世界を学ぶ。
2017年10月の個展開催を機に、書家として本格的に活動をスタート。
福岡での展示会を中心に、プラハ、ヴェネチア、釜山、ドバイ、ロンドンなど、
海外での文化交流会にも参加。福岡市在住。

■岡部泰子について

ファッションデザイナー

アパレル業界44年。デザイナー&パタンナーとして
企画会社Attic(アティック)を設立して、34年。
2011年、東京都渋谷区の事務所を丸ごと福岡県春日市に移転。
オーダーメイド服やリメイク服(究極の断捨離)、
ウエディングドレスから犬服までどんなアイテムもオリジナルで制作。
また、書家・小山翔風とのコラボやスタイリスト宇賀愛とのコラボ等、
布物にまつわる幅広い活動を展開中。

TEAM「トメハネハライ」

Artist:SHOFU KOYAMA
Fashion Designer:HIROKO OKABE
Art Director:HITOSHI ITANO
Copy Writer:YUJI TESHIMA
Photographer:KEI YAMADA
Model:RISA
Translator:KIM MIYAMOTO