太宰治「孤」

太宰治をイメージした作品『孤』

大分県湯布院の文学の森『碧雲荘』で現在開催中の個展作品です。
碧雲荘は太宰治が下宿していた建物をそのまま東京から湯布院に移築した施設。
そこでの展示会として、太宰治をイメージした作品を書きました。

この人を語るのにこの言葉以外あるでしょうか。
「孤独」の「孤」です。
孤は、こ・みなしご・ひとつ・ひとりなどと読みます。

苦しみながらも、自らそれを求めていたようにも思います。
立ち枯れた樹のような太宰は、決して自分では食べる事の出来ない
「作品」という果実を、世に生み出していたのではないでしょうか。
その果実は未だに私たちの心を潤します。
そんなイメージを込めました。

巡回展『そのあいだ』
12/23~1/14(12/30~1/3休み)
10:00~17:00
湯布院・文学の森
由布市湯布院町川北字平原1354-26
入館料700円(珈琲付き)

 

(2017年12月個展「あ・うん」巡回展『そのあいだ』出品作品
額入り/120×165mm ¥20,000(税込み・送料別途)
ご購入ご希望の方はお問い合わせください。)