大分県の湯布院に「文学の森」という施設があることをご存知だろうか。
http://bungaku-mori.jp/
九州自動車道の湯布院ICから降りて5分程度で辿り着きます。
太宰治が約7ヵ月間下宿した『碧雲荘』という昭和初期の建物をそのまま移築した
図書カフェです。実際に太宰が下宿したそのままの部屋が残り、
太宰に関する資料やさまざまな書籍、文学作品が集められています。
趣のある建物と日の当たるお庭、美味しい珈琲を飲みながら
一日本を読んだりして過ごせる場所です。
初めてうかがったとき、あまりの心地よさに時間の流れが違うのではないかと
錯覚してしまいました。
こんな空間にいたら日常に帰りたくなくなってしまいます(笑)
さて、この素敵な空間で、
10月に福岡市内で開催した個展「あ・うん」の巡回展を
させていただくことになりました。
「あ・うん」作品の一部と、
今回の巡回展のために書き下ろす太宰治に関する新作1点が展示されます。
お近くにいらっしゃる時は、ぜひ足をお運びください。
日常では決して得られない癒しの空間で、
作品を楽しんでいただけたら幸いです。